ついにこの日が！北陸新幹線の金沢ー敦賀区間が、本日開業しました。空にはブルーインパルスの見事な飛行、駅前にはここが福井とは信じられないほどの人出が。特別な日を迎えたことを改めて実感できる1日でした。
交通網というのは、私にとってはとてもロマンを感じる要素です。神戸出身の私は、丘の上の小学校から、明石海峡大橋の橋桁が1つ1つ積まれていくのを延々と眺めていたものでした。この橋は向こう岸の淡路島、さらには四国との交通利便性を格段に向上させ、各地に「ヒト」「カネ」「モノ」を運ぶ交通の要となったのです。
また、大学時代の私は自転車で日本一周の旅に出ていたのですが、この時にも私は「道」という存在の奥深さに魅了されたものでした。標高2000m級の高山や日本海の断崖絶壁、自転車でさえヒヤッとするような細道など、いわゆる「酷道」「険道」と言われるような道でさえ、その存在が暮らしを支え、文化や経済が存在するために不可欠であることを知ったのでした。
話は逸れましたが、今日開通した新幹線には、こうした経験に匹敵する程の大きな期待を感じております。新幹線はこの先、新たなビジネスや文化、それにまつわる様々なドラマを福井にもたらしてくれるでしょう。このチャンスを活かすかどうかは福井で戦う我々次第。福井のチャレンジはこれからが勝負です！
