Meta広告の運用担当者のみなさん、最後にFacebookの投稿を行ったのはいつですか?1年以上投稿を行っていないという方は、休暇前に投稿しておいた方が良いかもしれません。これは、数年前に垢BANを経験した私からのメッセージです。
「使用されていないアカウント」は削除される💦
広告運用を任命されたばかりのスタッフさんの中には、仕事のためにFacebookアカウントを作成されたという方もおられるのではないでしょうか?「仕事用だし、個人の方に投稿するつもりはないんだよね〜」という気持ちはわかりますが、あなたが仕事用のFacebookアカウントを立ち上げたなら、そのアカウントを維持しないと仕事ができなくなっちゃいますよね?今日は、アカウント維持のために最低限必要と私が考えていることをご紹介させていただきます。
アカウント保全のためにやっていること
- カバー写真とアイコン画像を登録する
- プロフィールを登録する
- 継続的に投稿を行う
- 2段階認証を設定する
- フォローする&してもらう
公式ヘルプには「アクティブでない状態が1年続くと、アカウントが停止または削除される」という記載があります。ここでいう「アクティブでない」の判定基準は不明なので、これをやっていれば完全にOKという保証はありません。私の知り合いには「投稿していなくても支障ない」という方もおられますので「アクティブ」を判定するためのシグナルは多岐に渡るのかもしれません。
上記の5点は、垢BANでショックを受けていた当時の私がサポートからいただいたアドバイスと、垢BAN体験者のブログを読み漁って学んだことから絞り込んだものです。特に1つめの「カバー写真とアイコン画像」は、サポートの方が常々おっしゃっていることですので、必ず設定しておきましょう。
個人アカウントが削除されたら広告運用ができなくなる😢
個人アカウントが削除されることの何が問題なのか?仕事用の広告アカウントが使用できれば問題ないじゃない?と思われるかもしれません。それができないのがFacebook広告です。広告アカウントへのログインに使われているのはあなたの個人アカウントです。あなたの実名で、リアルな電話番号を登録して作成した個人アカウントであるため、垢BAN後に作り直そうとしても承認されない場合も(作り直したアカウントが速攻で垢BANを喰らいます)。当時の私の経験から言えることは…垢BAN後の手間を考えたら、時々投稿しておいたほうがずっと楽だよ〜ということ。これが私からのメッセージです💡
垢BANリスクへの対策
前述の通り、垢BANの判定基準は公開されていません。知らないうちにやってしまった規約違反やMetaのシステムによる誤判定を含めると、誰にでも垢BANのリスクはあるわけです(つまり、この記事のアドバイスを実践していただいても、残念ながら垢BANリスクはゼロにはできないんですよね…)。
万が一、垢BANを喰らった時の対策として、Meta広告のアカウントに複数の管理者を設定しておくと安心です。1人が垢BANになっても、別の担当者がログインできれば広告がコントロールを失わずに済みますもんね。1人マーケだけど委託業者とアカウントを共有できている場合には、リスクマネジメントに協力してもらうと良いでしょう💡
Meta広告だけでなく、FacebookページやInstagramアカウントにおいても、複数で権限を管理することが可能です。その場合は「Meta Business Suite」というツールを使用します。ビジネスマネージャーとか、ビジネスポートフォリオとか、名前がいろいろありますが、ひとまずツールの入り口としては以下のリンクが参考になるのでリンクを貼っておきます。ご参考にどうぞ。
まとめ
今日はFacebookアカウントの垢BAN対策について私の考えをまとめました。数年前に垢BANになった時には、私はとても焦りました。もう思い出したくもない経験ですが、また起こらないとは限りません。クライアントのご担当者が同じような経験をせずに済むよう、ご相談いただいた際には一緒にアカウントを見ながらアドバイスさせていただければと思っています。この記事を読んで少し気になっている方は、休暇前にアカウントの状態を確認してみて下さいね。楽しいお正月に向けて、安全対策を済ませておきましょう💡
以上、この記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。
それではみなさん、今週も張り切っていきましょう❗️